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通常、ペットの耳というのは耳介をさし、これは軟骨と皮膚から構成されています。種類によって、大きさや形状は様々です。例えば、犬の場合は感情を表現するのにとても重要であり、そのために耳介筋が十数種類も発達しています。
また、内部構造に関しては、人間もペットの耳も基本的に変わりはありません。耳特有の構造として、耳道、鼓膜、鼓室、耳管などがあります。ただ、犬をはじめとして動物は広い部屋を持つ鼓室胞が発達している点が、人には見られない特徴といえます。 |
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外耳道は、耳介の根本から鼓膜までをいい、耳道の形状が人とペットでは大きく違っています。犬を例にあげると、その外耳道はL字型に深く曲がっています。それぞれを垂直外耳道、水平外耳道と呼び、外耳道の内側には耳垢を分泌する皮脂腺が多くあります。
犬はたいへんよく耳が聞こえます。また、音量に対しても人より良いといわれ、同じ大きさの音であれば、人の4倍も遠い所から聞き分けられます。その理由は、犬の鼓膜は人よりかなり大きいからだといわれています。 |
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